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可也校区の紹介

更新日:2010年1月1日

可也(カヤ)と伽耶(カヤ)

可也山

志摩地域には、珍しい地名がたくさんあります。その代表的な地名に可也(かや)や芥屋(けや)があり、初めての人は「かなり」「あくたや」など、その読みに苦労します。可也という地名は古く万葉集の歌に出てきます。「草枕旅を苦しみ恋ひをれば可也の山辺にさ男鹿鳴くも」。これは今から1200年前の奈良時代、遣新羅使の一行が引津湾に停泊したときの作といわれています。
ところが「カヤ」の地名は朝鮮半島の南部にもあり「伽耶」と書きます。古くから朝鮮半島との交流があった糸島半島の地名は、たくさんの共通点があり、その起源は朝鮮半島にあると思われます。

志摩の中心地

昔からの風習が残るおおらかな気風と、新しく住居を構えた人たちの行動力を備えた活気のある校区です。
歴史資料館や健康福祉センター、中央公園などがあり、桜の季節は、中央公園から市役所志摩支所にかけての桜並木は必見。
ハイキングが好きな人には可也山と火山(ひやま)がお勧めです。可也山は師吉からのルートが初心者に最適です。頂上からの360度のパノラマは圧巻で、糸島全土を見渡すことができます。
火山頂上付近には、雷山千如寺の末寺、瑠璃光寺があります。春の桜、秋の紅葉は見事です。山頂付近から芥屋大門方面への眺望はすばらしく、カメラマンにもお薦めのポイントです。

可也山大石と日光東照宮

徳川家康を祭った栃木県の日光東照宮の大鳥居は、可也山から切り出された巨石によって造られました。
この鳥居は1618年、福岡藩主黒田長政によって日光に奉納。高さ約9メートル、幅約13メートルで、江戸時代に造られた石鳥居の中では日本最大です。