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歌と講演のつどい(令和7年7月5日)
更新日:2025年07月05日
福岡県では7月を同和問題啓発月間と定めています。
糸島市人権・同和教育推進協議会加布里支部では、7月5日土曜日に加布里コミュニティセンターにて「歌と講演のつどい」を開催しました。
また、「歌と講演のつどい」に先立ち加布里サニー店様駐車場にて啓発活動をおこないました。
歌舞里館大会議室で行われた「歌と講演のつどい」では、支部長あいさつに続き、第一部オカリナサークルによるミニコンサート。
「サウンドオブサイレンス」や「翼をください」など、誰もが聞いたことのある名曲6曲が柔らかい音色のオカリナで演奏されました。最後の一曲「ふるさと」では、来場者が自然に歌詞を口ずさみ、会場が穏やかなムードに包まれました。
休憩をはさんで第二部では、オカリナ奏者でマザー・アース人権啓発研究所を主宰されている山口裕之先生による講演がおこなわれました。
演題は「みんなに優しいまちづくりをめざして~音楽と映像で学ぶ人権・部落問題学習講座~」
有名な歌の歌詞を切り口に、いのち・人生を見つめることや現在も続く部落問題について、わかりやすく身近なものとして教えていただきました。
時にユーモアのある来場者への投げかけやクイズを交え、間に挟まれる先生のオカリナ演奏に合わせてみんなで歌い、あっという間の90分でした。
来場者のアンケートには、
- 私達は同和教育を受けていない時代だったので、とても勉強になりました。(70代)
- 同和については身の回りで一切聞いたことがなくて、UFOのような存在で、それでもちゃんと小学校の時に、授業で、正しい知識をつけてくれたことはよかった。(30代)
などの声があり、世代を超えて講師のメッセージが伝わったことがわかりました。
市同協加布里支部では、今後も行政区研修やフィールドワーク、人権映画祭など人権啓発のための取り組みを予定しています。お楽しみに!