地球温暖化による気候変動

温暖化が引き起こす気候変動

地球温暖化によって引き起こされる気候変動問題は、その影響の大きさや深刻さから、人類の生存に関わる問題と考えられています。
すでに世界的に平均気温の上昇、雪氷の融解、海面水位の上昇が観測されています。
日本でも平均気温の上昇、真夏日・熱帯夜の増加、台風・集中豪雨・ゲリラ豪雨の多発などによる被害、農作物や生態系への影響などが確認されています。

出典：全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト（https://www.jccca.org/）

2021年8月に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書によると、世界の平均気温は1850年から2020年までに約1.1℃も上昇しています。
今後もこの速度で地球温暖化が進んだ場合は、2030年には1.5℃上昇すると予測されています。

その原因について、同報告書には「人間活動の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と記されています。
今後、地球温暖化の進行に伴い、リスクはさらに高まると予測されています。

　

出典：全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト（https://www.jccca.org/）

ひとつ目の写真は、気温の上昇により氷河が融解したカナダ・アサバスカ氷河（看板は1982年に氷河の先端があった地点）
ふたつ目の写真は、中国北部の内モンゴル自治区で拡大を続けるホルチン砂漠のようす

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