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令和7年度「糸島市協定大学等課題解決型研究事業」の研究成果を公表します

更新日:2026年5月27日

糸島市では、協定を締結する大学等が持つ高度な知的資源を活用したまちづくりを進めています。
そのひとつとして、糸島市内の地域課題解決や地域資源の掘り起こしにつながるよう、大学等の研究者に研究を委託し、市民福祉の向上を目指す「糸島市協定大学等課題解決型研究」を実施しています。

また、当事業は令和6年度より、上記の委託研究に加え、学生の柔軟な発想を生かした研究を支援すること等を目的に、学生に対して補助金を交付する「糸島市協定大学等課題解決型研究 学生アイディア社会実装補助金」を実施しています。

令和7年度に実施した研究10件の研究の成果を公表します。

令和7年度に実施した委託研究の研究成果(研究者5件)

注)表の所属・職位は令和7年度のもの

研究テーマ 大学名/所属 研究者名/役職
ロープレスキュー資機材の強度評価 九州大学大学院
人間環境学研究院
佐藤 利昭
准教授
糸島市姫島の活性化支援プロジェクト2025 中村学園大学
流通科学部
片山 富弘
教授
畜産排水由来の濃縮バイオ液肥生産と栽培試験 九州大学大学院
農学研究院
野村 久子
准教授
消防団支援アプリの利用率向上を目的とした機能拡張とその効果検証に関する実証研究 九州大学大学院
システム情報科学研究院
荒川 豊
教授
糸島市中山間地域における家族農業経営の経営安定条件に関する研究 九州大学大学院
農学研究院
井上 憲一
教授

ロープレスキュー資機材の強度評価

研究者

九州大学大学院人間環境学研究院 佐藤 利昭 准教授

研究概要

救助活動(ロープレスキュー)の安全性の向上を目的に、明確な基準がない事項について、実験結果を根拠とした基準の明確化と活動基準を策定する研究。安全、確実、迅速な救助活動を可能とするとともに、救助活動中の事故のリスク低減が期待できる。また、得られたデータを基に、糸島市消防本部が実施する活動要領のまとめ、糸島市消防ロープレスキューマニュアルへの記載(改定)に連携して取り組み、特別救助隊の知識、技術の標準化及び統一を目指す。

実績報告

実績報告書はこちら(PDF:1.39MB)

市関係部署

救急課

糸島市姫島の活性化支援プロジェクト2025

研究者

中村学園大学流通科学部 片山 富弘 教授

研究概要

姫島シーガルショップでの簡易な食事提供の試作品などを創り、島民と意見交換を行いながら改良し、提供できる食事メニューの活動につなげていく研究。島内及び島外からの観光客や釣り客の簡易な食事メニューへの反応を調査し、また島の案内マップの実装を行う。これらを通じて、姫島の認知度アップ、観光客の増加を図ることに貢献する。

実績報告

実績報告書はこちら(PDF:587KB)

市関係部署

コミュニティ推進課

畜産排水由来の濃縮バイオ液肥生産と栽培試験

研究者

九州大学大学院農学研究院 野村 久子 准教授
九州大学大学院農学研究院 矢部 光保 特任教授(共同研究者)

研究概要

市内の養豚・酪農農家と連携し、電気化学的手法を用いて畜産排水から土耕栽培用液肥や養液栽培用液肥を生産し、これらを原料にして濃縮バイオ液肥(Bio-CLF)の生産試験を行う研究。液肥の生産コストの試算などを行い、本市における畜産排水由来のBio-CLF導入の可能性、その畜産農家や耕種・施設園芸農家に及ぼす影響、地域ブランド強化への貢献について評価する。

実績報告

実績報告書はこちら(PDF:357KB)

市関係部署

農業振興課

消防団支援アプリの利用率向上を目的とした機能拡張とその効果検証に関する実証研究

研究者

九州大学大学院システム情報科学研究院 荒川 豊 教授

研究概要

令和6年度に開発・導入した消防団支援アプリケーションの実用化に向けて、実際の利用状況を踏まえた改良と検証を行う研究。消防団員が日常的に使用する機会の多い「出動報告機能」を新たに開発し、糸島市消防団の定例訓練において実証的に導入・検証を行う。出動日時、出動種別、所属分団、参加人数、対応状況などを記録可能とし、団員自身の活動履歴としての活用に加え、消防本部側でも即時に情報を把握・集計できるようにすることで、報告業務の効率化と情報共有の迅速化を図る。

実績報告

実績報告書はこちら(PDF:471KB)

市関係部署

警防課

糸島市中山間地域における家族農業経営の経営安定条件に関する研究

研究者

九州大学大学院生物資源環境科学府修士課程2年 米田 皓大郎(共同研究者)
九州大学大学院農学研究院 上西 良廣 助教(共同研究者)
九州大学大学院農学研究院 井上 憲一 教授

研究概要

糸島市内で有機野菜を生産・販売する家族農業経営を対象に、農法、作業内容、収支等の実態を調査し、糸島市中山間地域ならではの工夫点や検討すべき課題を明らかにする。また、多様な主体が協働した販路確保の実態を調査し、糸島市中山間地域ならではの工夫点や検討すべき課題を明らかにし、家族農業経営の持続可能性について検討する。

実績報告

実績報告書はこちら(PDF:1.56MB)

市関係部署

農業振興課

令和7年度に補助金を交付し実施した研究の成果(学生5件)

注)表の所属・学年は令和7年度のもの

研究テーマ 大学名/学年 研究者名
人工知能を用いた新たな景観資源の発掘に関する研究 九州大学
共創学部3年
秦 幸生
声でつながる農業と景観の未来プロジェクト 九州大学
共創学部3年
山下 湧起
地域在住高齢者におけるマインドフルネス実践の継続要因と生活・心理・社会的要因との関連分析 九州大学大学院
人間環境学府
博士後期課程1年
谷川 隆哉
糸島市の外国人児童生徒および教師における学校教育への「参加」の主観的体験とその意味の解明 九州大学大学院
人間環境学府
修士課程1年
大久保 公太
住民と学生によるまち歩きを通じた景観資源の発掘と共有プラットフォームの開発 九州大学
共創学部4年
東原 萌々子

人工知能を用いた新たな景観資源の発掘に関する研究

研究者

九州大学共創学部3年 秦 幸生

研究概要

AIによる感情分析と画像認識により、従来型の調査では見落とされがちな「隠れた景観資源」の発掘を目指す研究。旅行情報共有サイト上のレビューや本市に関するSNS投稿から肯定的な感情を示す記述を抽出して「穴場」スポットを特定する。また、良い評価を受けた写真・スポットの色彩、構図、時間帯、地形などの共通項から未発掘資源を探索したうえで、現地調査により正確性を測定する。

実績報告

成果報告(概要版)はこちら(PDF:5.27MB)

声でつながる農業と景観の未来プロジェクト

研究者

九州大学共創学部3年 山下 湧起

研究概要

音声認識技術を活用した「農話コミュニティ」サービスを開発し、高齢農業従事者の暗黙知継承と社会的孤立の解消を目指す研究。専用デバイスを通じて農作業中の会話を自動記録・文字化し、AI が農業者の経験と勘に基づく暗黙知を分析する。集まった情報を各農家にフィードバックしたり、許可を得て学生スタッフがSNS 投稿を行ったりして、糸島農業のブランド価値向上と世代間ギャップ解消を同時に実現する。

実績報告

成果報告(概要版)はこちら(PDF:12.6MB)

地域在住高齢者におけるマインドフルネス実践の継続要因と生活・心理・社会的要因との関連分析

研究者

九州大学大学院人間環境学府博士後期課程1年 谷川 隆哉

研究概要

市内在住の高齢者(60歳以上)を対象に、日常生活に無理なく取り入れられる実践プログラムを開発・実施し、実践の継続に影響する生活・心理・社会的要因を明らかにする研究。地域の特性や課題を踏まえ、「食べる」「歩く」「呼吸する」など日常的な営みにマインドフルネス(今・ここで起こっているものごとを体験し、目の前のことに集中する状態)の視点を融合させることで、特別な場所や時間を必要とせず、生活の延長線上で高齢者の自立や社会的つながりを支える支援モデルを構築する。

実績報告

成果報告(概要版)はこちら(PDF:2.22MB)

糸島市の外国人児童生徒および教師における学校教育への「参加」の主観的体験とその意味の解明

研究者

九州大学大学院人間環境学府修士課程1年 大久保 公太

研究概要

市内の学校に通う外国人児童生徒の充実した学習を保障し、日本人の児童生徒との共生を促進するための示唆を得ることを目的とする研究。「参加」という概念に注目し、インタビューなどの調査・検討から得られた結果をもとに、市内の学校に通う外国人児童生徒の学習環境を充実させ、日本人の児童生徒との共生を促進する方法を提示する。

実績報告

成果報告(概要版)はこちら(PDF:879KB)

住民と学生によるまち歩きを通じた景観資源の発掘と共有プラットフォームの開発

研究者

九州大学共創学部4年 東原 萌々子

研究概要

地域住民と学生が共にまち歩きを行う中で、「残していきたい景観」を記録する仕組みを作ることを目的とした研究。
まち歩きで集まった記録は、誰もが閲覧・投稿できるWEBプラットフォームで共有し、住民視点に基づいた「まちの魅力」の発見と継承の手法を提案する。

実績報告

成果報告(概要版)はこちら(PDF:5.47MB)

お問い合わせ

経済振興部 学研都市づくり課
窓口の場所:3階
ファクス番号:092-324-2531

大学連携推進係
電話番号:092-332-2079

サイエンスヴィレッジ推進係
電話番号:092-332-2079

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