火災建物からの人命救助功労者表彰をおこないました

火災建物からの男性を救助

人命救助に功労があった5名の方に感謝状を贈呈しました

平成26年10月7日に糸島市前原北二丁目で発生した建物火災において、崎村三千穂氏、大我元一氏、古川一寿氏、古川修輝氏、古川嵩翼氏の5名は、身の危険を顧みず、火災建物内から男性1名を救助されました。

救助された男性は、足が不自由であり、救助活動をおこなっていなければ火災の犠牲になっていたと考えられ、被表彰者5名による迅速的確な活動は人命救助の模範でした。

表彰当日は、崎村三千穂氏、古川一寿氏、古川修輝氏が出席され、消防長より感謝状を贈呈しました。
感謝状贈呈後、報道関係者の取材に対し崎村氏は「男性を救出した後に火災建物を見たら、火柱があがっていたが、男性を助けるために火事場の馬鹿力が出るほど必死だった。」と、当時の緊迫した状況について話され、古川氏親子は「火災建物の中は、煙が充満し、右も左もわからない状態でした。」と、あらためて火災の恐ろしさについて話されました。

消防本部からのお願い

冬から春にかけては、湿度が低く空気が乾燥するうえに、火気を使う機会が多くなるため、全国的に火災が多く発生しています。
火の元に注意していただくと同時に、放火の標的にならないように家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。