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糸島市アダプト事業
更新日:2020年4月1日
糸島市の松林における松枯れの被害状況
江戸時代前半、黒田藩主により植栽されたと推察される糸島海岸の松林は、平成22年から松枯れが急増し、平成24年は爆発的に増え、松が消滅した松林もあり、飛砂害、塩害、風害が心配される状況となりました。
糸島市アダプト事業とは
この被害を受け、市では、松林を区画割りし、その区画を養子に見立て、市民、企業、団体が里親になって養子(アダプト)の清掃・美化活動を行うアダプト制度を利用した松林の保全・再生の取組を福井海岸の市有林、幣の浜の市有林と国有林で始めました。
市は、平成26年8月よりNPO里浜つなぎ隊(代表 高山 香月)にアダプト事業への勧誘活動及び登録業務、環境教育業務、アダプト事業登録団体の活動支援業務などを糸島市アダプト事業管理業務として委託し、令和元年3月末現在で、福井海岸で3団体、幣の浜で11団体に糸島市アダプト事業へ登録していただき、清掃・美化活動をしていただいています。
この登録団体の皆様の清掃・美化活動もあり、最も被害が多かった平成24年度は30,931本の松が枯れましたが、令和元年度は701本となり、本数で見た場合、ピーク時の約2%まで被害が抑制されています。
現在、被害は収まりつつありますが、これを継続させていくためには、清掃・美化活動が不可欠であり、まだまだ皆様の協力が必要です。
活動に興味のある方はお問い合わせください。
糸島市アダプト事業の登録団体
糸島市アダプト事業に活動団体として登録していただいている団体とその活動区域をご紹介します。
- 糸島市アダプト事業登録団体活動区域(外部サイトにリンクします)