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大雨による農作物等への影響に注意

更新日:2021年8月12日

九州北部地方に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。

このため、数日間、大雨警報基準を大きく上回るような大雨となり、重大な災害発生の可能性が高まる見込みです。

また、ほ場・農業用施設の見回りには気象情報を十分に確認し、人命を最優先に事故の防止を徹底してください。

水稲

  • 冠水した場合には、早急に排水をはかり冠水時間を短くする。十分な排水が出来ない状況でも葉の先端が水面から出るよう最大限の努力をする。排水後は出来るだけ新しい酸素を含んだ用水との入れ替えを実施し、2~3日は浅水管理を行う。
  • 大雨後に以下の対応を実施する。
  1. 早期水稲で倒伏が見られる場合には、落水して穂発芽を防ぐと共に、収穫適期になり次第、収穫する。また、共乾施設においては、高水分籾の荷受けが予想されるため、乾燥時間が長くなることを想定した荷受け体制を整える。
  2. 普通期水稲は、間断かん水を励行し、根の健全化に努める。また、 いもち病の発生に留意し、出穂期の防除に努める。無人ヘリ防除は、計画的に実施する。

大豆

  • 大雨による停滞水を、出来るだけ早くほ場外に排出するため畦溝や排水溝の整備を行う。
  • 大雨後に以下の対応を実施する。
  1. 地表排水と共に、本暗きょの栓を開けて地下排水を図る。うねが崩壊し、停滞水の排水が困難な場合は、土壌が固まる程度になったら乗用管理機等でうね間を走行するなど、早めに根圏に酸素を供給する方法を講じる。
  2. 雑草が多い場合は、開花期までに中期除草剤の散布を行う。
  3. 生育量が少なく、葉の黄化がみられるほ場は、早めに窒素成分で2キログラム/10aの速効性肥料を追肥し、生育を回復させる。

施設(野菜・花き・果樹共通)

  • 施設周囲の作溝により、排水路を整備し排水に努める。
  • ハウス内外にある流亡しそうな物は片付ける。
  • オイルタンクの元栓は閉めて、本体が転倒しないように十分固定する。
  • 浸水による漏電、ショートを防ぐため、回路の防水を確認しておくとともに不要な電源は切っておく。
  • 防水壁や排水ポンプがある場合は、事前に土嚢等で補強し、ポンプを点検しておく。
  • 養液栽培等、停電による影響が大きい施設では、事前に自家発電機を準備する。
  • イチゴ高設栽培施設や育苗棚は、架台を補強する。

野菜

  • 浸・冠水した場合には、早急にほ場内の排水を行うとともに以下の対応を実施する。
  1. 葉に付着した泥が乾かないうちに水で洗い落とすとともに、病害予防の薬剤散布を実施する。
  2. 草勢が低下しやすいので、薄い液肥の葉面散布を行う。
  3. マルチ栽培の場合は、マルチを可能な限り捲り上げ土壌の乾燥を促す。
  4. ほ場が乾き始めてから軽く中耕し、新根の発生を促す。また、土が流亡し根が露出している場合は土入れを行う。土砂が流入し株元が埋まっている場合は株元の土砂を除去し、畝を中耕して通気性を高める。
  5. 浸・冠水直後から晴天が続く場合は、可能な限り遮光資材の被覆を行う。ただし、風通しは十分に確保する。
  • 果菜類は、草勢低下が懸念される。果実を小さめのサイズで収穫し、着果負担を軽減する。
  • 降雨量が多い場合は肥料の流亡も大きいので、遅れないよう追肥を行う。根が衰弱している場合は、液肥の葉面散布を行う。

果樹

  • 病害の発生に注意し、特にブドウではべと病、カキでは炭疽病、ミカンでは黒点病、キウイフルーツでは果実軟腐病、イチジクでは疫病・黒葉枯病等の病害の発生が多くなるので防除を徹底する。これら病害がすでに発生している場合は、発病部位は速やかに園外に除去する。また、収穫中の果樹では収穫終了後直ちに防除を行う。長雨時には適期防除ができにくいが、降雨の合間に薬剤散布を行う。また、 降雨が長く続くと枝葉が軟弱に生育し薬害が生じやすくなるので、次の事に注意する。
  1. 薬剤の濃度は規定範囲内の薄い方の濃度で行う。
  2. 日中高温時の散布はできるだけ避け、朝夕の気温が低いうちに実施する。
  3. 散布量は過剰にならないようにする。
  4. 混用散布は避け、できるだけ単用散布とする。
  5. 病害の多発により早期落葉した園では、落葉の処分を徹底する。
  • 園内が長時間湛水すると根痛みによる樹勢低下を招きやすいため、明きょを設置し、過剰な土壌表面水を速やかに園外に排出する。
  • 表土が流亡した場合は、根が露出し、根域が浅くなり、樹勢低下や樹体の支えができなくなることから、速やかに覆土を行い、樹が倒れたものは復元し、支柱を添えて固定する。
  • 長雨による根傷みが著しい園では、長雨後の急激な土壌乾燥により、葉焼け、元葉の落葉の原因となるので、葉面散布やかん水を行う。また、収穫期を迎えているブドウ、イチジクでは、速やかに収穫し、カキやキウイフルーツでは、摘果などの結果制限を行う。
  • 早期落葉した園地では、果房や果実の日焼けの原因となるので、笠かけなど日焼け対策を行う。
  • ブドウで裂果が発生した場合は、袋内での腐敗の蔓延を防ぐため、収穫期を迎えている場合は、速やかに収穫する。収穫期に達していない場合は、裂果粒を取り除き再度袋掛けする。
  • 温州ミカンでは、急激な土壌水分の流入により、果実糖度の低下や「早味かん」の裂果の原因となるので、シートマルチ栽培園では雨水の流入防止に努める。

花き

  • 浸・冠水を受けた場合には、早急にほ場内の排水を行うとともに以下の対応を実施する。
  1. 葉に付着した泥が乾かないうちに水で洗い落とすとともに、病害予防の薬剤散布をできるだけ速やかに実施する。定植後に、冠水や浸水で疫病等が発生した場合には殺菌剤を灌注する。
  2. 草勢が低下しやすいので、薄い液肥の葉面散布を行う。
  3. マルチ栽培の場合は、畝の肩までマルチを上げ、土壌水分の蒸発を促し、通気性を良くする。
  4. ほ場が乾き始めてから軽く中耕し、新根の発生を促す。また、土が流亡し根が露出している場合は土入れを行う。土砂が流入し株元が埋まっている場合は株元の土砂を除去し、畝を中耕して通気性を高める。
  5. 浸・冠水直後から晴天日が続く場合は、可能な限り遮光資材の被覆を行う。ただし、風通しは十分に確保する。
  • 作物が倒伏した場合は、直ぐに立て直す。
  • 降雨量が多い場合は肥料の流亡も大きいので、遅れないよう追肥を行う。根が衰弱している場合は、液肥の葉面散布を行い、草勢回復を図る。
  • 花木類の根が露出しているものは、直ぐに土をかけるか、敷わらや寒冷紗等で覆い、直射日光による根の乾燥を防ぐ。
  • 土壌消毒、畝立て後で、定植前に冠水したほ場では、そのまま定植すると生育が著しく劣るため、再度、耕耘、畝立てを行う。

畜産

  • 畜舎内外の排水溝の流れを点検する。
  • 畜舎内に雨が入らないように破損箇所は事前に修理する。
  • 尿溜めや堆肥舎に雨水が流入しないように防水対策をとる。
  • 施設内に入り込んだ水は速やかに排水する。
  • 畜舎内へ浸水があったところでは、衛生管理に注意し、水洗後に消毒を行う。
  • 濡れた敷料は舎外に運び出し、乾いた敷料に交換する。
  • 濡れた飼料はカビが発生し易いため、濡れた直後であれば優先的に速やかに給与するが、品質の劣化が感じられた場合は即刻給与を中止する。
  • 排水溝が土砂等により埋まっているところは直ちに取り除き、排水を良くする。
  • 雨水を多く含む堆肥は発酵が進まず、害虫の発生源となる。乾いた堆肥やオガクズ等を加えて水分調整を行い、撹拌発酵により良質堆肥化を図る。

飼料作物

  • ほ場に水が停滞した場合は、排水口等の整備を行い、速やかに排水を図る。
  • 降水量が多い場合肥料の流亡も多く、肥料切れ等による生育の遅れを回復させるため、窒素肥料を主体とした追肥を実施する。

お問い合わせ

産業振興部 農業振興課
窓口の場所:第1別館2階
ファクス番号:092-321-0922

農政係
電話番号:092-332-2087

農業振興係
電話番号:092-332-2087

水田農業係
電話番号:092-332-2087

農地係(農業委員会)
電話番号:092-332-2087

農業公園ファームパーク伊都国
電話番号:092-322-7661

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