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【ラポール講座】3歳から始める性教育【第1回/幼児期】を実施しました
更新日:2025/6/30
~いのちと体と心~
「赤ちゃんは、どこからくるの?」「女の子と男の子って、なにがちがうの?」
子どもに聞かれたときには、どのように答えたらよいのでしょうか。
性教育は、いのちと体と心を大切にするためにも、性暴力から身を守るためにも、幼いころから始めるべきだと言われます。
今年度も、子どもの育ちに応じた性教育について、「幼児期」の内容から考えていきます。
いつ・なにを・どのように教えたらよいのかを、まずは私たち大人が考えていきましょう。
初回は、幼児期から(3~8歳のころに)教える内容をテーマに実施しました。
日時
令和7年6月7日 土曜日 10時から11時30分まで
場所
糸島市市民交流センター4F会議室
講演内容
3歳から始める性教育~いのちと体と心~
- いのちとは(絵本『みんなのいのち』読み聴かせと解説)
- なぜ3歳から行うのか
- いのちと体と心を大切にするために
- 「No」の言い方、伝え方 など
講師
- ファウルクス章子さん(元幼稚園教諭、性教育研究者)
- 高田智美さん(看護師、性教育研究者)
参加者の声(一部抜粋)
- とても勉強になりました。たくさんの事例が紹介されていたので、日常と重ねてイメージしやすかったです。なぜ“3歳から”なのかがすごく理解できました。紙芝居は、幼児期の子どもにもわかりやすいと思いました。
- 今日は楽しくお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。なるべく早い時期から性教育に取り組みたいと考え、3歳くらいから家に本を置いています。子どもたちが自分から手に取って読んでくれているので、意識が高まっていると思っていました。しかし、まだまだ(性被害について)リスク管理ができてないことに気づかされて、本当に良かったです。特に、性交についての伝え方は、具体的で参考になりました。
- フレンドリーで、とても分かりやすく伝わってきました。日本が平和で、とくに(性被害について)危機感も覚えることなく過ごしているので、改めて知ること、感じることが多かったです。
- すごくわかりやすい内容で、有意義な時間を共有できました。ぜひ、継続して参加したいです。私も他国に居住していましたが、 国や地域によって(性に関する考え方、性教育の内容、危機管理意識など)本当に様々です。また、色々調べたいと考えました。
- 「いのち」の説明や、「なぜ、あなたが大事な存在なのか」「それが、周りの人を大切にできることにつながること」など、考え方や伝え方を教えていただきました。思っていた以上に多くのことを学ばせていただき、ありがとうございました。
- あやしい人の特徴を覚えることや、お風呂の入れ方など、とても参考になりました。「どうしたら赤ちゃんができるの?」の質問にも答えられそうです!
- すごく勉強になりました。今日学んだことを、少しずつでも日常に取り入れていければと思いました(特徴を覚えるための遊びや、お風呂の入れ方 etc.)。
- 性教育なんてまだ早いと思っていましたが、3歳からできる内容を知り、取り組む必要性を感じました。吸水ショーツなどの便利なものがあることも知りました。
- 上の子が3歳になり、性教育をどうしていこうかと考えていたため、とても参考になるお話でした。
講座の様子
いのちの誕生を分かりやすく伝える紙芝居『みんなのいのち』
なぜ幼児期から性教育を教えることが重要なのか、分かりやすい説明に納得!