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電話相談「妊娠SOS」から見えてくる女性と子どもの困難

更新日:2023年7月14日

日時 平成29年11月9日(木曜日)14時から16時
場所 男女共同参画センターラポール大講習室
対象 興味のある方
参加人数 47人
講師 田尻由貴子さん(スタディライフ熊本 特別顧問)

 田尻さんは「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運営にたずさわり、数多くの相談者と向き合って来られました。今回の講演では、ご自身の経験から思いがけない妊娠をした女性や子どもに対する支援についてお話がありました。
 「こうのとりのゆりかご」を立ち上げる際に訪れたドイツでは、保育園に中に匿名で赤ちゃんを預かる施設があることや匿名出産できるシステムがあり、「子どもは社会のもの」として大切にされていると感じたと体験談を語られました。
 また、マザーテレサの「愛の反対は憎しみではなく無関心である」という言葉を紹介され、「日本でも新生児の遺棄事件などが起こっているが、他人事ではなく、自分のこととして捉えてほしい。子どもは社会で育てることが大切。」とメッセージを送りました。そして、支援の一選択肢として特別養子縁組について触れ、家庭的な環境で子どもを育てることの大切さを訴えられました。

参加者の声

  • 先生のお話を聞きたくて来ました。大変感動したのと、こうのとりのゆりかごの経緯や、子育ての大切さについて学ぶことができました。また聞きたいです。
  • 「こうのとり」を責めるのではなく、その原因を探り…というところに胸を打たれました。
  • 海外(ドイツ)や日本、福岡の現状を知ることができ、こんなにも国によって差があるものなのだと驚きました。
  • とても良いお話が聞けて本当に良かったです。慈恵病院での取り組みやまたその後の活動も本当に素晴らしいと思います。このお話もいろんな世代や男性の方にぜひ聞いてほしいと思います。
  • やはり教育が大切だと思いました。性教育は「心が生きる」教育、メディアネット等から学ぶのではなく、きちんと良い面も悪い面も大人が伝えて行かないといけないと思いました。
  • 妊娠SOS講演会の様子の画像

お問い合わせ

男女共同参画センター
直通番号:092-324-2800

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