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ごみ溶融処理施設概要
更新日:2015年2月1日
ごみ溶融処理施設は、ごみの多様化に対応するため、製鉄用溶鉱炉の技術を基に開発された処理技術を利用して、ごみを溶かして処理しています。
ごみ処理後、発生する残さをスラグ(注1)とメタル(注2)として取り出し、スラグはコンクリート二次製品や舗装の路盤材に、メタルは重機のカウンターウエイトなどに再利用しています。
ごみ溶融処理施設から排出される飛灰(注3)の資源化(山元還元)を平成24年5月からスタートし、これによりクリーンセンターに持ち込まれたごみの溶融処理前での選別資源化(リサイクル・その他燃えないごみ・粗大ごみの選別資源化・残さは溶融処理)、溶融処理後も、資源化され、すべてのごみが資源となっています。
さらに、ダイオキシン類対策として、触媒反応塔を設置して科学的に分解する方式を採用しています。また、省エネルギー対策として、ごみ処理時に発生する熱を発電や給湯に利用するなど、環境に十分配慮した施設となっています。
- 注1 スラグ:廃棄物を高温で溶融したものを冷却し、固化させた砂状のもの。
- 注2 メタル:廃棄物を高温で溶融したものを冷却し、固化させた金属粒。
- 注3 飛灰(ひばい):廃棄物を溶融炉で溶融する際に発生するばいじん(煙などに含まれる微粒子)のこと。
- 敷地面積:89,663.5平方メートル(糸島市クリーンセンター全体)
- 建築面積:4,933.86平方メートル(管理棟453.11平方メートル、工場棟4480.75平方メートル)
- 延べ床面積:10,303.3平方メートル
- 稼働:平成12年4月1日
- 総事業費:13,053,498千円(用地費・造成費含む)
- 処理方式:直接溶融方式(シャフト炉式ガス化溶融方式)
- 施設能力:200トン/日(100トン/24時間×2炉)
住所
〒819-1325
福岡県糸島市志摩西貝塚122
電話番号
管理棟:092-327-0111