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【SDGs認知・共感促進事業】長糸小学校の取組を取材しました!

更新日:2025年3月27日

糸島市は令和5年度に「SDGs未来都市」に選定され、「糸島市SDGs未来都市計画」に基づく取組を推進しています。SDGsの達成には、市民・団体・企業など、皆さん一人ひとりの行動が必要不可欠です。

そこで、令和6年度から令和7年度にかけ、「SDGs認知・共感促進事業」を実施することとしています。
市内で活動する市民・団体・企業等のSDGsに関する取組を取材し、情報発信することで、SDGsに関する取組の“認知”と“共感”を促し、SDGsに対する市全体の意識を高め、一人ひとりの行動変容につなげていくことが目的です。

令和6年度は、市内の各小中学校における取組を取材しています。
「SDGsとよく聞くけれど、具体的になにをすればいいの?」と疑問を抱かれている方も、今回発信していく取組を参考に、身近な課題の解決に向けた行動につなげていただければと思います!

  • 「SDGs未来都市」選定時のページは、こちら

【長糸小学校】米づくりを通して地産地消を実践し郷土愛を育む

糸島市の中でも早くから「コミュニティ・スクール」を導入している長糸小学校は、地域と共にある学校、学校を核とした地域づくりを目指し、地域と学校が一体となって教育を行っていることが特徴です。

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長糸校区では、運動会や文化祭などの行事に地域の人が参加したり、地域の人の協力のもと、毎年米づくり体験を行ったりしています。米づくりの体験はSDGsの目標である「11.住み続けられるまちづくりを」にもつながります。今回は10月に行われた稲刈りを通して、子どもたちが何を学んだのかお伝えします。

稲が育った田んぼに集まった長糸小学校の子どもたち

子ども、先生、地域の人が学校に集合

10月24日のお昼過ぎ、長糸小学校の校庭に1年生から6年生の約130人と先生、そして長糸校区の行政区長や農区長、JA糸島西部支店の職員など、地域の協力者たちが集まりました。この日は、毎年行われている米づくりの学習で、6月にみんなで植えた稲を刈りに行きます。

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(写真:校長先生の話を真剣に聞く子どもたち)

出発前、子どもたちは校長先生の話を真剣な表情で聞いていました。校長先生が、「地域からたくさんの人が協力に来てくれています」と、サポートに来た地域の方やPTAの方、JAの職員を紹介し、多くの人がこの学習に関わっていることを話しました。

先生の挨拶が終わると、1年生から6年生の縦割りで組まれた10組の班ごとに並んで、学校から歩いて5分ほどの田んぼに向かいました。

縦割りのチームで上下のつながりを生かす

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田んぼに到着すると整列し、稲刈りが始まるのを待つ子どもたち。各班6年生の班長をはじめ、高学年が低学年のサポートをしながら進めることになっています。「水筒を持っている子はここに置いてね」「みんな集まった?それじゃあ行くよ」「ここに並んでね」という高学年の子どもたちの優しい声掛けに、素直についていく1、2年生たち。長糸小学校では普段から縦割りで活動することが多く、異学年でも信頼関係ができています。

地域の人の言葉を受け、感謝を伝える

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全員がそろうと、農区長の吉丸さんから稲刈りの手順について説明がありました。稲刈りでは子どもたちも鎌を使うため、「稲を刈っても手は刈るな」と念入りに注意があり、さらに、「落ちた稲もしっかり拾ってくださいね」などのポイントも説明されました。そして、代表の児童が「今日のためにお米を育ててくれてありがとうございます。大切に刈るのでよろしくお願いします。」と感謝の言葉を伝えました。

農区長の吉丸さんから、稲刈りの手順を聞いた

稲刈り作業をスタート

いよいよ稲刈りのスタートです。手前の稲から順に刈っていきます。片手で一束の稲をつかみ、根本から数センチのところを鎌で刈ります。稲束の根本は、しっかりと力を入れないと刃が通りません。稲刈りの経験がない1年生は、2人がかりの作業です。1人が稲の束をつかみ、もう1人が鎌で刈りました。

高学年は稲刈りを何度も経験しています。一人でも手際良く、どんどん刈っていきました。

刈った稲をまとめて、脱穀の作業をするコンバインへ持っていきます。持っていく途中で、稲が落ちていたらきちんと拾って運んでいました。農区長との約束をしっかり守っています。低学年の子が稲をたくさん抱えて落としそうになると、高学年の子が「こっちの束と交換しよう」と声をかける場面があり、学年を超えて助け合う関係性が見られました。

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    低学年と高学年が協力して稲を刈った

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    高学年は慣れた手つきで、素早く稲を刈る

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    稲束を持ってコンバインへ運ぶ

集まった稲を脱穀して活動終了

子どもたちは、運んだ稲を「お願いします」と大人たちに手渡し、大人が機械へ投入して脱穀作業をします。

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(写真:子どもたちが運んだ稲はJAの皆さんがコンバインへ投入)

脱穀した後は、お米の水分が15%程度になるまでしばらく乾燥させて精米し、冬のうちに全校の子どもたちに配布されたり、給食で食べたりする予定です。

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(写真:大量の稲があっという間に脱穀されていった)

作業開始から30分もしないうちに、田んぼの半分以上の稲が刈り取られました。作業中は子どもたちも先生も地域の人も、みんな真剣そのもの。長糸の地域産業でもある米づくりに、大人も子どもも一丸となって向き合う気持ちが感じられました。

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(写真:稲がきれいに刈られた)

先生インタビュー

主幹教諭の吉丸先生に話を聞きました。

今回の学習のねらいを教えてください。

  • 地域産業である米づくりを通して、地産地消を学び、地域の人との関わりを持つことで郷土愛を育んでほしいです。

今回の学習を含め、どんな実施計画になっていますか。

  • 1年を通して、米づくりの活動は主に2回あります。6月25日に田植えをして、地域の人に育ててもらった稲を10月24日に刈り取りました。田んぼの持ち主に精米してもらい、出来上がった米を全校の子どもたちに配ります。

このテーマの学習は、どのような背景や問題意識があって行われたのですか。

  • 人口減少や少子高齢化に伴う、地域社会のつながり合いの希薄化です。この課題に地域総掛かりで対応する仕組みが「コミュニティ・スクール」です。今回の米作りの学習も、地域の人とねらいを共有して実施することで、地域と共にある学校づくりと学校を核とした地域づくりを目指しています。

この学習をすることで、SDGsのどの目標達成につなげたいと考えていますか。

  • 地産地消を学び、郷土愛を育むことが、SDGsの目標の「11.住み続けられるまちづくりを」の達成につながると考えています。

学習とSDGsの目標の結びつきを子どもたちが理解するために、どのような工夫をしましたか。

  • SDGsに関しては特に言及していませんが、活動を単発にせずに、学びの理解度を深めるようにしています。米づくりの主な活動は2回ですが、他にも生活科の学習で「秋をみつけよう」をテーマに田んぼを見に行き、田植えの時期にはそれに関連した学習を行いました。年間を通して、関連のあるものを動かしながらカリキュラムを組み、効果の高い活動になるようにしています。

学びを通して、子どもたちに最も期待することはなんですか。

  • 長糸小学校は小規模の学校です。全校児童、先生、地域の人、たくさんの人が行事に関わっていることが良いところです。活動を通して、長糸を大切にし、誇りに思う気持ちを育んでほしいです。

この学習以降、SDGsの取り組みをどのように展開する予定ですか。

  • 10月27日に長糸校区の文化祭を行います。1年生から3年生までは校区探検で学んだ地域の特徴、4年生は深江海岸までの川を歩いてプラスチックごみの問題について学んだこと、5年生は防災について、6年生は平和について学んだことを発表します。各学年でテーマは違いますが、全て地域の問題や特性を通して学んでいます。

子どもたちの声

  • 地域の人のおかげで安全に作業することができました。授業だけど、遊びのような感じで楽しかったです。
  • お米が今高くなっているから、貴重だと感じています。落ちた稲までちゃんと拾うことは、資源を大切にすることにつながっていると思いました。
  • 農業がなかったら人は生きていけない。地域で農業が盛んだから、その大切さを知っています。
  • 小学校では自分が1年生のときに、上の学年の人からいろいろなことを教えてもらっていたので、3年生になってから1、2年生にいろいろ教えています。
  • 長糸が大好き。自然がいっぱいで、住んでいる人も仲良し。地域をこれからも守ってほしいです。

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