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【SDGs認知・共感促進事業】福吉小学校の取組を取材しました!

更新日:2025年2月12日

糸島市は令和5年度に「SDGs未来都市」に選定され、「糸島市SDGs未来都市計画」に基づく取組を推進しています。SDGsの達成には、市民・団体・企業など、皆さん一人ひとりの行動が必要不可欠です。

そこで、令和6年度から令和7年度にかけ、「SDGs認知・共感促進事業」を実施することとしています。
市内で活動する市民・団体・企業等のSDGsに関する取組を取材し、情報発信することで、SDGsに関する取組の“認知”と“共感”を促し、SDGsに対する市全体の意識を高め、一人ひとりの行動変容につなげていくことが目的です。

令和6年度は、市内の各小中学校における取組を取材しています。
「SDGsとよく聞くけれど、具体的になにをすればいいの?」と疑問を抱かれている方も、今回発信していく取組を参考に、身近な課題の解決に向けた行動につなげていただければと思います!

  • 「SDGs未来都市」選定時のページは、こちら

【福吉小学校】小中学生が共に清掃活動 福吉の美しい海を守る

福吉小学校の上階の教室からは、玄界灘の海が見渡せます。福吉小の子どもたちにとって、海はとても身近な存在です。

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近年、マイクロプラスチックや漂着ごみなどによる海の汚染が問題になっています。
福吉の海岸も例外ではなく、鳴き砂で有名な「姉子の浜」は、汚染で砂が鳴かなくなった過去があります。しかし、地域の人たちの地道な清掃活動のおかげで再び鳴き始め、今も地域の努力で鳴き砂を守り続けています。

福吉小学校はSDGsの目標の「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」の2つの取り組みとして、福吉中学校と合同で海岸清掃を行いました。清掃活動の様子を取材し、子どもたちの感想や活動の目的について先生に聞きました。

小中学校の交流も兼ねた海岸清掃

福吉中学校のグラウンドに、福吉中1年生と福吉小6年生、合わせて約60名の子どもたちが集合し、「小中合同ボランティア活動」のはじめの会が開かれました。

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今回は二丈福井の海岸の清掃活動を行います。
福吉中の子どもから「日頃お世話になっている自然へ恩返しができるよう、全員が一生懸命取り組み、貢献できるように頑張りましょう」と挨拶がありました。

(写真:福吉中の子どもがはじめの会を進行する)

次に、小・中学生混合の5、6人の班に分かれて自己紹介。中学生が小学生に「今日はよろしくね」と笑顔で声を掛けると、少し緊張も解けて和やかな雰囲気に。その後、清掃活動の注意事項などの説明があり、一緒に海岸へと歩いて向かいました。

大自然の豊かさを体いっぱい感じて

海岸までは福吉中学校から歩いて10分ほど。福吉中の先生からは、堤防の近くや海岸には近付かないこと、貝殻などの自然物、漁業関係の物、ゴミ袋に入らない大きさの物は拾わない、といったごみ拾いのルールが説明され「それではしっかり観察して、みんなで交流しながらごみを拾っていきましょう」と、いよいよ清掃活動のスタートです。
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    海岸に着いて先生の注意事項を聞く子どもたち

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    美しい海岸、ずっと守っていきたい福吉の風景

冬晴れの青い空、深緑の松原と山々、目の前に広がる白い砂浜と海から吹く潮風など、福吉の大自然を体いっぱいに感じてごみ拾いをする子どもたち。
各班に分かれごみ袋を手に、ごみが溜まりやすい防風林のそばや砂浜を、ごみを探しながらゆっくり前屈みの姿勢で歩いていきます。

分からないことは先輩に聞いて、ごみ拾い

福吉小学校と中学校は、それぞれ学年に1クラスしかなく、9年間ずっと同じメンバーで過ごします。中には未就学児の頃からずっと一緒に過ごしている友達もいます。学年は違っても顔なじみが多く、アットホームな雰囲気です。
「これは拾ってもいいごみかな」「大き過ぎるんじゃない」と、初めこそ迷いも見られましたが、慣れるとみんなどんどんごみを袋に詰めていきました。

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    大きな発泡スチロールがいくつも転がっていた

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    みんなの清掃活動のおかげで海岸がきれいになった

清掃活動の時間は全体で約20分と短めでしたが、大勢で集中して取り組むと、思いのほかたくさんのごみを拾うことができました。小さなことの積み重ねで海岸の美しさが保たれます。

どこから流れてくるの?さまざまな漂着ごみ

最後に、みんなで集めたごみを観察しました。
「どんなごみが印象的だった?」と聞くと、「大きなコーラ瓶」「鍋!」「おもちゃのスコップやボール」「陶器の…手洗い器?」など、拾ったごみの種類を口々に教えてくれました。生活用品の類いや長い間海を漂っていたと思われるフジツボがびっしり付いたオール、プラスチック製の浮き玉など、大きな物もありました。

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    拾ったごみを手に「これはなんだろう」と見せてくれた

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    時間をかけて流れ着いたと思われるさまざまな漂着ごみ

自分たちにもできる環境に良いこと

終わりの会で今日の感想を聞かれると、福吉小の子どもから「みんなと協力してごみ拾いができて、SDGsにつながると思いました」、福吉中の子どもからは「浜をきれいにできて良かったです」と笑顔が見られ、最後に「小中合同ボランティアで学んだことを、これからも生かしてください」との挨拶で会が終了しました。集めたごみは、中学生が分別して後で廃棄します。

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福吉小の子どもたちがみんなで中学生にお礼を言うと、福吉中の先生から「これからみんなには浜以外でもごみを見つけたら拾ってほしいし、何か地域に貢献できるような活動をしてほしい」と言葉を掛けられて、解散となりました。

(写真:海岸清掃が終わり福吉中の先生と先輩たちにお礼を伝える福吉小の子どもたち)

子どもたちの声

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海岸清掃をした6年生に感想を聞きました。


(写真:先生と一緒にどんな漂着ごみがあったか話す子どもたち)

  • 砂浜のごみがたくさん取れたし、いろいろな物を積極的に取れたので良かったです。中学生は、ぼくだったら拾おうと思わない物でも拾っていて、すごいなと思いました。
  • 私は「地域のために中学生と協力し、海岸をきれいにしよう」というめあてを立て、チームの人たちと協力することを心掛けて海岸を掃除しました。また、中学生もやさしく接してくれて、話しながら掃除ができてとても楽しかったです。私は、この学習を通して「楽しんでできるボランティアは進んで参加できる」と思いました。
  • プラスチックゴミのリサイクルなどに取り組んでいる人たちについて調べたいです。
  • 今後、各地の海岸に行って、どのくらいごみが落ちているかを確認し、ごみ拾いに行きたいです。そして、ポスターでポイ捨て禁止を呼びかけたいです。
  • 実際にボランティア活動をして「プラスの気持ち(ボランティア活動に対する前向きな気持ち)」を忘れずに、楽しく頑張れて良かったです。中学生とも仲が深まりました。

先生インタビュー

6年生担任の播磨先生に話を聞きました。