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【SDGs認知・共感促進事業】桜野小学校の取組を取材しました!
更新日:2025年2月12日
糸島市は令和5年度に「SDGs未来都市」に選定され、「糸島市SDGs未来都市計画」に基づく取組を推進しています。SDGsの達成には、市民・団体・企業など、皆さん一人ひとりの行動が必要不可欠です。
そこで、令和6年度から令和7年度にかけ、「SDGs認知・共感促進事業」を実施することとしています。
市内で活動する市民・団体・企業等のSDGsに関する取組を取材し、情報発信することで、SDGsに関する取組の“認知”と“共感”を促し、SDGsに対する市全体の意識を高め、一人ひとりの行動変容につなげていくことが目的です。
令和6年度は、市内の各小中学校における取組を取材しています。
「SDGsとよく聞くけれど、具体的になにをすればいいの?」と疑問を抱かれている方も、今回発信していく取組を参考に、身近な課題の解決に向けた行動につなげていただければと思います!
- 「SDGs未来都市」選定時のページは、こちら
【桜野小学校】桜野の梅林の歴史を学び 地域で守り続ける思いを伝える
志摩桜井にある桜野小学校の校庭からは、山のふもとに広がる敷地面積約5千平方メートルの梅林が見渡せます。
防空壕の跡地に植えられた120本の梅の木は、戦後80年ほど経った今も、地域の人々の手によって守られ続けています。
今年初めて、桜野の梅林を題材にSDGsの目標の中の2つ「11.住み続けられるまちづくりを」「15.陸の豊かさも守ろう」に結びつく授業が5年生で行われました。5年生は「梅林探検隊」と称し、梅林とその歴史を守り続けてきた地域の人々の思いを知り、自分たちが梅林のためにできることは何かを考えました。
今回は、5年生が梅林新聞を作成する様子を取材し、梅林の授業の感想を子どもたちや先生、梅林の管理に携わる桜野応援隊の人に聞きました。
梅林を地域の憩いの場にするために
桜野小学校の廊下には、みんなの力で実現した梅プロジェクトの様子を、先生たちの手作りの掲示物で紹介しています。その下には歴代の卒業生たちの写真がずらりと並び、まるで梅林の歴史を見守っているかのようです。
(写真:先生たちが作った「梅プロジェクト」の掲示物と歴代の卒業生の写真が並ぶ)
桜野小学校伝統の梅ちぎり
桜野小の伝統行事と言えば、毎年5月に開催される「梅ちぎり」。保護者も一緒に行います。6年生が長い棒で梅の木を揺すって実を落とすと、落ちた梅の実を下級生たちが拾い集めます。
収穫した梅は、3年生が保護者と一緒に袋詰めをした後、校内に販売場所を設け、PTA役員が中心となって販売します。
(写真:6年生が竹の棒で梅の木を揺らし、実を落としているところ)
毎年、保護者はもちろん、地域の人たちも購入に協力してくれるので、その日のうちに完売するそうです。その収益は、梅林の管理、学校の栽培活動や教育活動の充実のために使用されます。3年生の総合の学習で梅シロップを作ったり、高学年は梅の木に施肥を行ったりと、学校全体で梅仕事に携わっています。桜野小の伝統レシピで作った昨年の梅シロップのジュースは、酸味がやわらかく梅の香りがふくよかで、とても味わい深いおいしさでした。
梅林の歴史や地域の人の思いを聞く
5年生の総合の学習では、「梅林探検隊」と称して、桜野地域の梅林をテーマにSDGsの活動につながる学習を行いました。
梅林の維持に尽力している桜野応援隊の宗さんと友尾さんをゲストティーチャーに招き、梅林の歴史や、携わってきた地域の人々の思いなど、当時の貴重な写真をもとに話を聞きます。
子どもたちは、あらかじめ用意していたたくさんの質問を宗さんと友尾さんに問いかけ、今まで知らなかった歴史を教わり、桜野地域が守り続けている梅林への理解を深めていきました。
(写真:ゲストティーチャーの宗さん(右)と友尾さん(左)から梅林について教えてもらいました)
梅林を守り続ける地域の人の思いを感じて
戦後、地域の人がみんなを元気づけるため、寒さにも暑さにも強い梅の木を、防空壕跡地に植えたという説があること。1本の木で多い時は700キログラムも梅の実が取れること。地域の人の手で梅林の階段や青空教室が作られ、みんなの思いがつながっているから梅林が今も守られ続けていること――など。
子どもたちは、そんな地域の人の思いを聞いて感じたことを、下級生や保護者、地域の人に伝えるために梅林の新聞を作って情報発信することにしました。
(写真:梅林について伝えたい事を新聞にするために、感想などをまとめているところ)
梅林探検隊から桜野小のみんなへ伝えたいこと
桜野の梅林を題材に学習した5年生の新聞作りの授業が始まると、担任の山崎先生(『さき』の漢字は「大」が「立」))が「梅林について調べたことや桜野応援隊のお二人から教えてもらったことを、どんな新聞にしてまとめたらいいかな」と問いかけました。「みんなが読みやすい新聞!」「分かりやすい新聞!」と子どもたちから一斉に声が上がりました。
いよいよ新聞作りがスタート、みんなでアイデアを出し合います
