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全国学力・学習状況調査の結果と今後の取組
更新日:2022年9月22日
令和4年度 全国学力・学習状況調査の分析と今後の取組について
(本調査は,全国悉皆調査で第3学年生徒を対象に4月に実施されたもの)
1 学力調査に関する結果の概要
国語
○ 文脈に即して漢字を正しく書くことができている。
○ 場面と場面,場面と描写などを結びつけて内容を解釈することができている。
● 自分の考えがわかりやすく伝わるように表現を工夫する際に,工夫して話す部分を具体的に取り上げて説明することに課題がある。数学
○ 箱ひげ図やヒストグラムからデータの分布の特徴を読み取ったり,判断の理由を数学的な表現を用いて説明したりできている。
○ 理由を説明する問題,特に説明すべき事柄を判断し,その根拠を記述する力が身に付いている。
● 素因数分解や変化の割合,座標の意味等の基本的な知識・技能に課題が見られる。
● 平行四辺形になるための条件を用いて,四角形が平行四辺形になることの理由を説明することに課題がある。
理科
○ エネルギーや粒子を柱とする領域において,知識及び技能を活用して問題を解決する力が身に付いている。
● 実験の計画や他者の考察を検討したり改善したりすることに課題が見られる。
2 生徒質問紙に関する結果の概要
○ 今住んでいる地域の行事に参加していると肯定的に回答している生徒が多い。
○ 解答を文章で書く問題について,途中であきらめずに最後まで解答を書こうと努力している。
● スマートフォンやコンピュータ等について,家の人と約束を守って使用することに課題が見られる。
● 学校の授業以外に家で勉強をしたり,計画を立てて学習をしたりすることに課題が見られる。
● 将来の夢や目標をもっていると肯定的に回答している生徒が少ない。
3 取り組みについての評価
(1)教科に関する取り組み
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効果があった取組
・学習内容の定着を図るためのICTを活用した授業実践
・「記述式」問題を取り入れた定期考査の実施及び授業実践
・ドリルパークを活用した朝学習「おはようタブレット」の実施
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今後の学力向上に向けた取組
・主題研究によるICTを活用しながら,書式に合わせて自分の考えを記述する授業への改善
・個別の教育相談を活用した家庭学習の充実
(2)生徒質問紙の内容に関する取組
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効果があった取組
・総合的な学習の時間における地域連携活動の実施
・スコラ手帳を活用した目標設定と振り返り,書く習慣の定着
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今後の学力向上に向けた取組
・校区事業と連携し,スマートフォンやゲーム等の使用ルールや,学習習慣の確立を目指す取組を行う。
・計画を立てて学習に取り組む習慣を身につけさせるために,スコラ手帳の活用を行う。
また,効果的に使えているのかアンケートを行い,分析や改善につなげる。