前原校区の紹介
更新日:2010年1月1日
古くて新しい前原校区
かつて前原宿があった校区には、唐津街道が横断し、関所もありました。そのため、行政機関や商店街など、糸島の中心として人が集まり、発展してきました。
地域には伝統行事のほか、文化祭や青少年育成校区民会議ぬくもりネットワークを中心とした3世代が交流する地域挙げての一大イベント「ぬくもりまつり」など、校区や学校で行う新しい行事やお祭りも盛んです。
青少年育成指導員会での、安全安心まちづくり活動や夜間巡回のほか、ボランティアにもたくさんの人たちが参加しています。行政区では高齢者支援のためのサロン活動が行われ、老人クラブ(各行政区に単位老人クラブがある)支援体制が整っています。
また、校区社協を中心に子育て支援事業などにも取り組んでいます。
宿場町と伝統
古くから唐津街道の宿場町として栄えた前原は、夏には火伏地蔵や老松神社の祭りで山笠が走り、正月には、鬼すべやうそ替えの伝統的なお祭りがあります。
伝説や昔話も多く、上新町に祠がある「渡し船」の金六じいさんの話や、近年まで簡易水道の水源であった糸島市指定の名勝「油比の殿川」などがあります。
昔は人であふれていた商店街。かつての元気を取り戻そうと、古い建物を活用したお店などを中心に、唐津街道のPrをするなどの新しい動きも始まりました。一昨年は、大売り出し名物の「栗まんじゅう」も21年ぶりに復活しました。
黒田藩の西の関所
かつての唐津街道だった商店街通りには、今でも古い建物が点在して残っています。古い建物を活用したお店やギャラリーもあり、古さの中におしゃれな雰囲気が感じられます。
通りの西側には、黒田藩の関所がありましたが、今は、関番所跡が残っています。