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二酸化炭素消火設備誤操作により多数の死傷者が発生してます
更新日:2021年04月19日
令和2年12月22日、令和3年1月23日に名古屋市と東京都港区において、機械式駐車場の保守や消防用設備点検作業中に二酸化炭素が放出し、死傷者が発生する事故が発生しました。
さらに令和3年4月15日、東京都新宿区において、二酸化炭素が放出され、死者4名、負傷者2名を出す事故が発生しました。
工事・メンテナンス時
- 誤作動や誤放出を防ぐため、二酸化炭素消火設備を熟知した、消防設備士や消防設備点検資格者を立ち会わせるなど作業時の安全を確保してください。
- 関係者以外が立ち入らないように管理を徹底してください。
建物利用者への周知
防火管理者や自衛消防隊員、二酸化炭素消火設備設置場所の利用者等に対して、二酸化炭素の人体に対する危険性、設備の適正な取扱方法、作動の際の対応方法、避難方法等について周知してください。
消火設備作動時の対応
二酸化炭素消火設備が作動した場合「退避警報」のアナウンスが流れ、遅延時間(20秒以上)経過後に二酸化炭素が放出されます。「退避警報」のアナウンスが聞こえたら早急に退避し、すぐに119番通報をして、絶対に近付かないようにしてください。
関連リンク
- 二酸化炭素消火設備の放出事故の発生について(外部サイトにリンクします)