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「楽しい水彩画展示会」インタビュー

更新日:2019年11月15日

繊細で彩り豊かな水彩画作品展

今回は11月12日(火曜日)から11月17日(日曜日)まで開催されている「楽しい水彩画展示会」をインタビューさせていただきました。前回のインタビューはこちら

深江公民館、一貴山公民館でそれぞれ開催されている水彩画教室の合同作品展で、講師の飯田丸先生の指導のもと、和気あいあいと活動しています。今回は14名、計38点が飾られています。
  
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先生にお話を伺うと、数年前から比べると皆が個性を伸ばしながら上達しているのがわかり、たとえば以前は単色での塗りが多かった方も、練習を続けるにつれて混色の味わい深い作品になってきている、と嬉しそうに話してくださいました。
メンバーそれぞれの良さを解説する中で、「補色」というものを教えていただきました。補色とは、色相環において真逆に位置している色、たとえば赤と緑といった反対の色のことを言います。補色の色合いは目立ちやすく、絵を華やかに見せる効果があり、そうした色の特徴を上手く使うよう指導をしています。

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こちらは先生による作品で、お世話になった方へのお礼として渡す絵なので「お礼に」と題をつけられました。相手の好きな色が「黒」と聞いて、悩んだ結果、この凛々しい姿を描かれたそう。
 
こうした先生の絵を参考にメンバーもそれぞれ励んでいますが、上手くなって目が肥えていくほど、自分の足りない部分に気付き、理想とのギャップに悩んでしまう方もいるようです。自分の描き方を模索する方にアドバイスしつつ、本人が自覚できていない良いところを褒めて、みなが上達していけるよう伸ばしていくことは、講師の方の役割でもあると話してもらいました。また、メンバー同士もアドバイスしあったり、協力したり、積極的にお互いを支え合っているとのことで、皆さんの優しい様子も感じられます。

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作品を見ていると、描き方の違いこそあれ、花びらの一枚一枚、肌の感触、一面緑の豊かな自然など、どれも細部まで描きこまれ、全力で描かれたことが伝わってきます。ときには悩んだりしつつも、楽しく真剣に絵に取り組む姿勢も、一つ一つの作品に心を込めて接する先生の人柄から生まれているものかもしれません。
 
繊細な筆遣いの素敵な作品を楽しめる「楽しい水彩画展示会」は11月17日(日曜日)まで。ぜひ、当美術館にお越しください。  

次回のインタビューは11月22日頃に更新予定です。
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教育部 文化課
窓口の場所:新館6階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-321-0920

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