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「思いでの二人 写真展」インタビュー
更新日:2022年10月28日
三年間の「思いで」詰まった写真展
今回は10月25日(火曜日)から10月30日(日曜日)まで行われている「思いでの二人 写真展」をインタビューさせていただきました。
中原英一さん、是永保弘さんによる写真展です。お二人は同じ職場のOBで、30年以上前から共に趣味を楽しんでいます。
定期的に展示会を開催していましたが、新型コロナ感染拡大防止で中止期間があり、今回は3年ぶりの開催となります。
展示する作品―――「思いで」も三年分。お二人にお話を伺いました。
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三年分の作品がズラリ
各作品には撮影場所と季節が明記されていて、手前の大展示室には主に県内または九州の風景、小展示室には県外の風景が並びます。
中原さんの楽しそうな説明に、来館者にも笑顔が広がります。プロじゃないから、楽しみながら撮ることが大事、と語る中原さん。
あちこち泊まったりしながら、地元の人と話して、おいしいものを食べることも楽しみだそう。最近では、感染状況が落ち着いた時期に、筑前町に行ったとのこと。その時二人で撮った写真の中から、是永さんの作品が展示されていますので、探してみられてはいかがでしょうか。久しぶりの旅の楽しみのおすそ分けをもらえそうです。
遠くに行くときには写真のグループ3~4人で、防寒、防水、カメラの道具など荷物がすごい、と思い出と苦労を話してくれた是永さん。
一方、こちらは前原で撮った写真。身近な場所で素敵な作品が生まれました。
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画像キャプション
コスモスだけよりも、太陽を入れて撮ってみたいと思い、試行錯誤を重ねたそうです。
普通にシャッターを切ると、逆光で真っ黒な画面になってしまうので、下の方から、上の方から、アングルを何回も変えて撮影。10枚も撮った中で、一番綺麗なものを選んだそうです。「撮ってみないとどういう風になるかわからない。一枚でもいいのがあればと思って」と照れくさそう語る是永さんです。
広報やホームページにも掲載した印象深いこの写真。撮影した中原さんにエピソードを伺いました。
元々、このポールで写真を撮ろうと構えていて、どのように工夫して作品にしようかと思案していたところ、たまたま、犬の散歩をしていた人たちに出会い、撮らせてほしいとお願いして、協力してもらったとのこと。。活発に動き回るワンちゃんたちに並んでもらうのが大変だったそうですが、飼い主さんたちが中原さんの横に並んで気を引いてくれて、奇跡的にみんな前を向いてくれた一枚を選んだのだそうです。
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是永保弘さん(左)、中原英一さん(右)
自由に、軽やかに、行く先々の「思いで」を楽しく写し続けるお二人の作品展「思いでの二人 写真展」は、10月30日(日曜日)まで。ぜひ、伊都郷土美術館にお越しください。
お問い合わせ
地域振興部 文化課
窓口の場所:新館3階
文化振興係
電話番号:092-332-2093