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第4期対策中山間地域等直接支払事業 超急傾斜農地の取組
更新日:2016年3月15日
流域の上流部に位置する中山間地域の農地は、水を蓄えたり洪水を防止したりと、平坦部の地域にとっても大切な役割を果たしています。しかし、中山間地域では、一つひとつの田んぼが狭く傾斜も急なため、大型機械を使った効率的な農作業などが困難です。また、農家の高齢化も進んでおり、農業の担い手不足が深刻な問題となっています。
そこで、農業の条件が厳しい中山間地域の農地を保全するため、平成12年にスタートしたのが、『中山間地域等直接支払事業』です。現在、平成27年度から第4期対策が始まり、平成31年度までの5年間事業が行われます。
平成27年度、本市では18集落がこの事業に取り組んでおり、地域の将来像の実現に向けた計画(集落マスタープラン)を作成し、5年間の計画的な農地の保全などの活動を実施しています。
活動内容は、農道の草刈りや水路の泥上げなどの作業のほか、共同での農作業、農業用機械の共同化など、効率よい農業を行うためのものです。その他にも、コスモスやアジサイ、レンゲなどを植えて癒やしの景観を作り出すなど、各集落独自の様々な活動が行われています。また、平成27年度から新たに始まった『超急傾斜農地の取組』も6集落で実施されています。(下表)