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川上邸のバクチノキ
更新日:2009年11月1日
樹形及び性質
実の成る頃にはたくさんの小鳥たちがえさを食べに来る。
- 幹は力強く直立し約3分の1の高さで多くの枝に分かれている。
- 樹皮はうろこ状にはげ落ち、そのあとは赤褐色または黄紅色をしている。
- 根張りも枝張りも立派である。
- 堅い葉は大きく光沢がありボリューム感にあふれている。
- 9月から10月頃、葉のわきから直径6ミリメートルから7ミリメートルの白い花を密につける。
- 実は、初めは、ゆがんだ卵形で、翌年の初夏にだ円形になり、紫黒色に熟す。
- 思いがけない時、樹皮がはげ落ちるのでそれにちなみバクチという名が生まれた。
- 江戸時代には博徒の信仰樹となった。
樹種名
バクチノキ
所在地
川付:川上公邸
樹高
17.89メートル
幹回り
2.62メートル
推定樹齢
100年以上
指定年月日
2002年4月15日
備考(言い伝え等)
- 現所有者によると、「牛小屋建設にこの材を用いると良牛ができる」と父親が語っていたという。
- また、実の成る頃にはたくさんの小鳥たちがえさを食べに来るという。