子育てが変わる！人生が変わる！“らしさ”の魔法を解く講座

普段、何げなく使っていたり、耳にしたりする「女らしさ」「男らしさ」。
生物学的な性別に対し、「男性はこうあるべき」「女性はこうあるべき」というような社会的、文化的につくられた性別のことを「ジェンダー」といいます。
ジェンダーにとらわれすぎると「男性は仕事、女性は家庭」という性別による固定的役割分担意識が強くなり、一人ひとりが個性や能力を発揮しながら“自分らしく”生きることが難しくなります。
私たちの日常生活の中で、どのようにジェンダーが潜んでいるのか。
アニメやダイエットを通して考えてみようという講座を開催しました。

時間：10時から12時 
対象：関心がある人（1回のみの参加も可能）
場所：男女共同参画センターラポール　大講習室
 
1　ディズニー作品に見るヒロインの変遷 ～シンデレラからモアナまで～
　日時：平成30年2月22日（木曜日） 　
　講師： 谷口秀子さん（九州大学大学院言語文化研究院 教授） 　
　参加人数：15人（託児1人）  

2　女性はなぜヤセたがるのか ～知って納得”らしさ”の刷り込み～
　日時：平成30年2月27日（火曜日） 　
　講師：吉岡剛彦さん（佐賀大学教育学部 教授） 　　　　　
　参加人数：20人（託児1人）

参加者の声

• 年代によって作品が移っていく様子が良く理解できた。絵本も物語も触れ合った年齢で、何度も見て感じるところは違ってくると思うが、今日は大人の視点でディズニー作品を分析でき、見ていない作品も見てみようと思った。ディズニー作品も見方によってジェンダーにつながっている事が学習できて良かった。
• 何気なく子どもと見ていたおとぎ話や映画に女性像が描かれており、それが理想像として刷り込まれているという事にはっとさせられました。
• ダイエットという切り口から分かりやすくジェンダーの話をしていただき、とても勉強になりました。内容もおもしろく（メディアの話題なども交えながら）楽しかったです。 
• 人は外見だけで判断せず、ありのままで、色々な人がいることをみんなが認め合う事が大切だと思いました。