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住民税と所得税の違いは?
更新日:2019年5月1日
質問
住民税と所得税の違いは何ですか?
回答
課税の時期
所得税は、その年の所得がその年の課税になる「現年所得課税」です。一方住民税は、前年中の所得の内容に対して翌年の6月に1年間の税額が決定する「前年所得課税」(ただし退職所得は現年所得課税)になっています。
所得控除額
所得控除の種類については、所得税と住民税で変わりはありません。しかし、控除金額については、配偶者控除や扶養控除など控除金額が異なるものもあります。
税率
住民税
- 住民税所得割
一律10パーセントの比例税率
所得税
- 所得税
5パーセント、10パーセント、20パーセント、23パーセント、33パーセント、40パーセント、45パーセントの7段階の超過累進税率 - 復興特別所得税
所得税額×2.1パーセント
注:超過累進税率とは、課税標準額を段階的に区分し、上の段階に進むほど高い税率が適用される仕組みです。
均等割
住民税
5,500円
注:東日本大震災復興基本法等に基づき、平成26年度から令和5年度までの10年間、糸島市・福岡県で実施する防災、減災事業に充てるため、市民税、県民税にそれぞれ500円が臨時的に上乗せされています。
所得税
所得税に均等割はありません。